スピリチュアリティ②

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スピリチュアリティ②

◆スピリチュアリティと宗教の違い

スピリチュアリティと宗教の違いにはこのような表現方法も存在しています。「宗教は傷ついた小鳥を保護し癒した後にかごの中に閉じ込めてしまう。」「スピリチュアリティは小鳥を保護し癒した後にかごから外に逃がしてくれる。」これは、スピリチュアリティの目指すものが個々人の自立であり、宗教勧誘を目的としたものでないということがいえるからです。また、このような表現もあります。「宗教はアフリカ難民に食糧援助をして依存させてしまう。」「スピリチュアリティはアフリカ難民に魚の釣り方や小麦の作り方を教えて自立させる。」このことから宗教とスピリチュアリティは、霊性というキーワードでは共通だが、「依存」と「自立」という方向性では180度反対ともいえる社会現象なのです。しかしその目標とは裏腹にスピリチュアリティに依存する人間も多く、問題となっているとの批判があります。

◆学術的研究

スピリチュアリティは宗教学、文化人類学、心理学、代替医療などが相互に関連しあう分野です。

宗教学や宗教社会学の分野では、島薗進などの宗教学者の研究も古くから注目を集めてきました。近年では、「宗教と社会」学会スピリチュアリティ研究プロジェクトの代表研究者である弓山達也や樫尾直樹などとスピリチュアルデザイン研究所を中心とした研究グループをスピリチュアリティ学派と呼ぶことがあります。また、非宗教分野での擬似宗教的な実践としてのスピリチュアリティへの関心は、非宗教分野での研究者からも広く注目されるようになっています。特に医療・教育などでは、特定の宗教色のない精神性への要請から、弓山達也、日比野由利、木原活信、牛久保美津子などの多様な背景の研究者が、文部科学省の研究助成などを受けるなどしてスピリチュアリティ研究を進めています。

また、スピリチュアル・コンベンション(すぴこん)などのイベントでは、カルト団体や霊感商法を排除しつつスピリチュアリティに接しようとする取り組みが見られています。最近ではスピリチュアル110番も設置されましてた。その取り組みに関して、島薗進、樫尾直樹が「社会的に必要な要素もあり条件付ながら見守っていきたい」などと論評を寄せています。

その一方で、そういった仕組みの成立や取り組みは困難であり、カルト教団や霊感商法の店舗を完全に排除して、トラブルを回避することは難しいとの指摘もあるあります。

さらに、文化人類学的視点からの研究に、磯村健太郎の著書『〈スピリチュアル〉はなぜ流行るのか』があります。また、すぴこんに関して、沖縄のユタが参加していたりするため、日本の伝統文化と現代的な流れのコラボレーションが見られ古い文化の継承と、新しい文化の創造と言う点で注目されています。

また、心理学の面からの取り組みとして、ユング心理学の河合隼雄、トランスパーソナル心理学の諸富祥彦らがいます。

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2017/5/26 更新